はるちゃんのすぐやる通信 VOL.2

　「すぐやる係」に寄せられた相談について、参考としていただくためにバックナンバーとしてお知らせしていきます。

Q．道路の排水溝から蚊の小さな虫がたくさん飛んでいて気持ち悪いのですが、何とかなりませんか？

　この昆虫は、「ユスリカ」といって、幼虫の時は、淡水、特に生活排水で流れのない場所に生息し、金魚の餌となる「アカムシ」と呼ばれます。春のポカポカ陽気の時、一気に蚊に似た小さな成虫となり、群がって輪になって漂いながら飛びます。夜間の街路灯に群がっていたり、雨あがりに大量に群がって飛んでいます。この虫は1週間程度で死んでしまいます。

　 蚊と違って、皮膚を刺すといったことはありませんが、4月〜5月にかけてすぐやる係に一番多く寄せられる相談のひとつです。

　特別、人に害を与える昆虫ではありませんのでそのまま放置していただくことが一番ですが、苦情として要望されると殺虫剤を水路に撒くこともあります。しかしながら殺虫剤は人に害を与えることも考慮しなくてはならず、特に田植え時と重なった場合には、撒くことは出来ません。感覚的に気持ちの良いものではないでしょうが、皆さんが口にする米穀への影響もご考慮いただけると幸いです。