口腔がんとは?

 口の中全体を口腔と言い、ここにできるがんを総称して「口腔がん」と呼んでいます。

 「口腔がん」はできる場所によって「舌がん(ぜつがん)」、「歯肉がん(しにくがん)」、「口腔底がん(こうくうていがん)」、「頬粘膜がん(きょうねんまくがん)」、「口蓋がん(こうがいがん)」、「口唇がん(こうしんがん)」に分類されます。

 部位別では「舌がん」が最も多く、次に多いのが「歯肉がん」となります。

 口腔がんの発生頻度はがん全体の1~3%と多くはありませんが、他のがんとは違い患部を直接見たり触ったりすることができるため、早期発見をすることが可能です。

 早期発見の5年生存率は90%以上であり、簡単な治療で治癒することもありますし、後遺症もほとんど残ることはありません。

 しかし病状が進行してしまうと手術で舌やあごの骨を切除することもあり、会話や食事が困難になったり、容姿が変わってしまうことがあります。

 口腔がんは、進行すると命にかかわることもあるため、早期発見・早期治療が大切です。

 また、お口には「食べる」「飲み込む」「話す」など、生きていくうえで欠かせない大切な働きがあります。

 いつまでも健康で楽しく過ごすためには、お口の健康を守ることが重要です。

 そのために、日ごろからのお口の状態のセルフチェックや定期的な歯科健診でお口の異常を早期発見しましょう。

 また、口腔内の病気で何か心配な症状がみられたときは、一人で悩まずに、かかりつけの歯科医院を受診し、相談しましょう。

※詳細は「国立研究開発法人国立がん研究センター」のHPを参照ください。

https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/Oral_cancer/index.html


口腔がんの発生頻度

 罹患数は23,771人※(全がんの約2.4%)であり、人口の高齢化に伴って増加しつつあります。

 口腔・咽頭がんの年齢調整罹患率(昭和60年日本人口10万人対)は男性14.8、女性5.3と男性が多い状況です。

※口腔がんと咽頭がんを合わせた統計

出典 厚生労働省 「令和5年 全国がん登録 罹患数・率 報告」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68548.html


主な要因

喫煙

飲酒

合わない入れ歯、治療していないむし歯等の慢性的な刺激 等


口腔がんのセルフチェックリスト

□2週間以上治らない口内炎がある

□3週間以上続く白くなっている部分がある

□3週間以上続く赤くなっている部分がある

□入れ歯やとがった歯が当たって傷ができている

□3週間以上飲み込みがしにくい

□舌の動きが悪くなったり、しびれている

□口の中にシコリや硬いできものがある

□あごの下や首の脇にシコリがある

□喫煙の習慣がある

□過剰な飲酒の習慣がある

 →1つでもあてはまる項目があれば、かかりつけの歯科医院でチェックしてもらいましょう。        

愛知県歯科医師会 「めざそう! 健口から始める歯ッピーライフ」

https://aichi8020.net/wp-content/uploads/2022/12/info_20200330_1.pdf

関連リンク

国立研究開発法人 国立がん研究センター

https://www.ncc.go.jp/jp/information/knowledge/oral/001/index.html

国立がん研究センター がん情報サービス 口腔がん

https://ganjoho.jp/public/cancer/oral/index.html

公益社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科相談室

 https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/selfcheck/table/

愛知県がんセンター 口腔がん

https://cancer-c.pref.aichi.jp/about/type/oral/

愛知県 口腔がんについて

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/koukuugan.html

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