ペット同行避難とは
避難所でペットと飼い主が同一空間で過ごすことではなく、ペットと共に避難所まで避難することを言います。避難所に避難される方の中には、動物が苦手な方や、アレルギーのある方などもいますので、ケージやリードによる繋ぎとめにより、ペットと人の居住空間を分離します。災害はいつ起こるかわかりません。発災時にすぐ避難できるよう、日ごろから備えをお願いします。
主な例:ペットフード、水、ケージ、首輪、リード、トイレ用品、くすり、食器、ペットシーツ、タオル、おもちゃ、飼い主の連絡先
※特に、避難先ではケージやリードによる繋ぎとめにより飼育することになりますので、ケージ、首輪、リードは必ず用意してください。
無駄吠えのしつけ、トイレトレーニング、ケージや動物用キャリーバッグの出入りができるように日ごろから練習しておきましょう。避難所にはたくさんの人が集まりますので、基本的なしつけをしておくことで、いざという時の避難生活に役立ちます。
ペットが迷子になってしまった場合、飼い主の表示は、飼い主を探すための情報源になります。大切なペットのために、飼い主の情報や連絡先を記録した迷子札、鑑札・狂犬病予防注射済票、マイクロチップの取付をしておくことで、いざという時にペットを探しやすくなります。
被災地の事例では、ノミが発生するなど不衛生が原因によるトラブルも多数あったそうです。日ごろからワクチン接種やノミの駆除などをしておきましょう。また、繁殖を防ぐためにも、不妊・去勢手術をしておきましょう。