
町長 村上 昌生
大治町長の村上昌生でございます。
昨年を振り返りますと、オミクロン株の感染急拡大や、ロシアのウクライナ侵攻、世界的な物価高騰など、私たちを取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。
このような状況の中、本町においては、新型コロナウイルスに対するスムーズなワクチン接種体制の確保や「はるちゃんげんき応援券」の発行など、長引くコロナ禍と物価高騰に直面する皆様の支援を行ってまいりました。
また、地域とともにある学校づくりを推進するため、学校運営協議会を設置したほか、民間プールを活用した小学校の水泳授業を実施するなど、教育環境の充実に取り組むとともに、乳幼児や保護者の方が交流を行う場や小学生の帰宅後の遊び場として、子ども子育て支援拠点施設「はるっ子ハウス」を昨年9月に開設し、子育てのしやすい環境づくりを進めてまいりました。
さらに、今年8月には、子どもから高齢者まで世代を超えて交流できるよう、老人福祉センターと西公民館の施設全体を、「多世代交流センター」へ移行してまいります。
シニア世代の皆様には、高齢者認知症予防対策プロジェクト「はるちゃんイキイキ大作戦」を引き続き推進するとともに、健康診査結果を活用した、生活習慣の改善指導や認知症予防に向けた支援ができる仕組みづくりに取り組むなど、住み慣れた地域で安心して生きがいを持って健やかに暮らしていただけるよう努めてまいります。
また、町民の皆様の安全・安心を第一に考え、災害発生後の円滑な生活再建に資するため、被災者支援システムを活用した支援体制の構築を進めてまいります。そのほか、砂子地区での防災公園の整備や、都市計画道路堀之内砂子線の工事などを引き続き行ってまいります。
令和5年度から令和14年度までを計画期間とする「第5次大治町総合計画」がスタートします。町民の皆様に「住みやすい」「暮らし続けたい」と思っていただけるよう、魅力あふれるまちづくりを進めていくとともに、各種行政手続時の負担軽減を図るため、オンライン化を推進してまいります。
新たな大治町の未来に向けて、日々変化する状況を的確に把握し、時代の潮流を捉えた幅広い手立てを講じてまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に関する町長からのメッセージ