大治町長 村上昌生

     町長 村上 昌生

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

町民の皆様におかれましては、新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 本年は、昭和50年4月の町制施行から、50周年を迎える節目の年となります。この記念すべき年を、町を挙げてお祝いするとともに、さらなる発展と持続可能な魅力あふれるまちづくりへとつなげるため、さまざまな記念事業を実施いたします。これまでの大治町の歩みを振り返るとともに、町民の皆様と一体となって事業を実施していくことで、郷土への愛着や誇りを新たな町の未来へ繋げていきたいと考えております。

 

 昨年、相談体制の強化のため、役場2階にこども家庭センターを設置いたしました。子ども応援本部とも一層連携を強化し、今後も、全ての妊産婦・子育て世帯・子どもの包括的な相談支援等を行ってまいります。また、東條地区に球技場とちびっこ広場を併設した公園の整備や、認定こども園である三本木こども園の開園を予定しており、更なる子育て支援の充実を図ってまいります。

 健康長寿社会の実現を目指し、いつまでも健康で自分らしく活躍するシニア世代を育成するため、6月に「大治町100歳大学」を開校いたします。実践できる健康づくりを始めとして、音楽、文化教養講座、多種多様な講義、社会見学などのイベントを盛り込んだカリキュラムにより、人生100歳時代をどう生きるかの基礎を体系的に学ぶことができます。また、幼児用遊具と健康器具を設置した多世代が利用できる健康公園のオープンも予定しております。

 

 より一層災害に強いまちづくりを推進するため、大規模災害時のブラックアウト対策として、停電時の安全な避難誘導を目的とした、ソーラーLED避難場所標識の整備を順次行うとともに、災害時に避難所のトイレ等を使用できるよう給排水管の耐震化、応急給水として利用できるよう消火栓に接続する器具等の整備を進めてまいります。また、人々の暮らしに安らぎと潤いを与える都市公園であり、災害時には一次避難地にもなる砂子防災公園の整備を引き続き進めてまいります。

 

 令和8年2月には、スポーツセンターのリノベーションが完成いたします。施設内には、子どもの年齢に応じた多様な遊具を設置し、のびのびと遊ぶことができる屋内運動施設や、憩いと交流の場として利用できるカフェを併設いたします。さまざまな世代に親しまれ、人のつながりが生まれる施設を目指してまいります。

 

 新しい年を迎え、町民の皆様とともに、「つなげよう 広げよう 心かようまち おおはる」の実現に向け、町政運営に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 皆様にとって本年が実り多き年となるようご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

令和7年 元旦

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