大治町長 村上昌生

     町長 村上 昌生
 

 昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、さまざまなイベントが通常開催されるなど、地域に賑わいが戻り始めた一方で、原材料価格の高騰による厳しい状況は依然として続いております。

 こうした中、本町では、長引く物価高騰に対する支援として、学校給食費の一部の補助や「はるちゃんげんき応援券」を配布いたしました。

 

 本年は、相談体制の強化として、すべての妊婦・子育て世帯・子どもに包括的な相談支援を行う「こども家庭センター」を設置いたします。就学前から中学生までの子どもや保護者の相談に対応できる「子ども応援本部」においても、引き続き、子どもたちが充実した学校生活が送れるよう支援を続けてまいります。

 

 シニア世代の皆様には、いつまでも住み慣れた地域でイキイキと暮らせるよう介護予防教室を引き続き推進するとともに、「100歳大学」の令和7年度開校に向けて準備を進めていくほか、多世代が利用できる「健康公園」の整備や、健康長寿社会の実現を啓発する参加型の「健康フェスタ」を開催してまいります。

 

 より一層災害に強いまちづくりを推進するため、発災時に適切な対応を行えるよう、町職員の初動訓練の実施や、避難行動要支援者の個別避難計画の作成に取り組み、消防団、自主防災組織等と連携し、防災体制と地域防災力の強化に努めてまいります。
 本町初となる都市公園として、通常時はスポーツ・レクリエーションや憩いの場となり、災害時には一次避難地として活用できる砂子防災公園の整備に着手いたします。

 そのほか、都市計画道路堀之内砂子線については、バス通り信号交差点から狐穴球技場までの区間を暫定で開通いたします。その北側の浄水場までの区間についても、早期開通を目指して整備を推進し、円滑な交通の確保と道路ネットワークの確立を進めてまいります。

 

 令和7年には町制施行50周年の節目の年を迎え、さまざまな世代に親しまれ、人と人のつながりが生まれる施設へとスポーツセンターをリノベーションいたします。これまでの大治町の歴史や文化を見つめ直すとともに、郷土への誇りと愛着を深められるよう、記念行事などを開催いたします。

 

 

 

 

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