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防災・防犯

家具の転倒防止

Q. 家具の転倒防止はなぜ大切なのですか?

阪神・淡路大震災では、家具の転倒による死亡者と火災による死亡者とは、どちらもほぼ同じで、6,400人以上の死亡者のうち約1割を占めると考えられています。また、「家屋、家具類等の倒壊による圧迫死と思われるもの」は、死亡者全体の8割を占めるとされています。
このような状況及び以下の点からも家具の転倒防止措置は大切なことです。

『"家具の転倒防止"をしよう!』

・家具の転倒防止は、家庭でできます。知恵と工夫を生かせば、比較的安い費用で家族を守れます。
・家具の転倒による人への被害は、発生する頻度が高い震度5〜6クラスの地震で起こり得ます。地震災害に対する備えとして、家具を固定することは、極めて有効な対策です。
・家具が固定されていれば、大きな地震により家屋が倒壊しても、家具が落下してくる梁や壁から守ってくれます。生存空間が確保されるという副次的効果が期待できます。
・家族や自分が、家具の転倒によりケガをすると、被災後の生活がさらに困難になります。
・家具の転倒は、屋内から外へ避難するときの妨げになります。

■ 解説

 「阪神・淡路大震災の記録1」消防庁著(ぎょうせい出版)(1996年3月発行)によると、『死者の死因について見ると、「家屋、家具類等の倒壊による圧迫死と思われるもの」が4,831名で全体の87.8%を占め、「焼死体(火傷死体)及びその疑いのあるもの」が550名で10.0%を占めている。』とされています。
 また、「地震災害の教訓」(財)都市防災美化協会 地域安全学会震災調査協会(1996年8月発行)P89〜P92 大西一嘉作成(人的被害研究会の東灘WG)によると、一般性を有するかどうかについては今後の検証を進める必要があるとしながらも、『死亡の原因については、「建物の下敷き」という倒壊そのものに伴うものが主原因となるものの、1割の人が家具を主原因として死亡し、さらに1割を越す人々が家具と建物の複合要因で死亡したと推定できる。 〜中略〜 地震による死者発生は、必ずしも建物倒壊による下敷きといった直接的要因ばかりでなく、家具の下敷きという二次的な要因も無視できないことが示された。』としています。

■ 参考

(1)「地震災害の教訓」(P89〜P92:住宅倒壊と人的被害の発生状況)は、神戸市東灘区(「防災白書」国土庁によると、"東灘区住吉の震度は7")の2地区(東部地区及び西部地区)の全居住世帯を対象に、平成7年11月〜12月(西部地区)及び平成8年1月〜2月(東部地区)に実施したアンケート調査の結果を、兵庫県監察医による死因分布や淡路島富島地区での死亡原因なども参考にして、分析したものである。
・このアンケート調査は郵送法で、回収率は57.7%、116件(死者124名分)の回答があった。調査項目は、居住者の属性、死傷者の発生状況と属性、死傷者の搬送方法に関する対応、地震時の対応行動、建物の概要と壊れ方、建物管理の履歴、避難状況等である。
・調査対象地区の東灘区(建物全壊率、死者発生率ともに高かった)の東部地区と西部地区には、大規模火災は発生していない。
・地震時の家族の行動について、激しく揺れている最中に被災者自身にどのような行動が可能であったかを聞いた結果(複数回答可)は、半数が「何もできなかった」中で、「家族に声をかける」は3割、「布団をかぶる」は1割で、これらが精一杯だったようである(「家具などの転倒を支えた」は0%)。「家族をかばう」、「机の下へ隠れる」などは極めて少ない。
・死亡場所については、8割の人が1階で死亡している。
・死因の部位は、3割の人が胸部の圧迫によって死亡している。

(2)クラッシュ症候群

 [引用] 震災時の医療の中で、もうひとつ大きな問題となったのが、クラッシュ症候群だ。これは、身体の広範囲に及ぶ打撲によって筋肉がつぶれ、そこから血液中へ流れ出す各種成分によって腎臓障害を起こす。早急に発見して透析等の適切な処置をしなければ、死に至る症例だ。ところが、この疾患は、初期段階では全身状態が良いということに問題がある。血圧も脈拍も正常、意識もはっきりとしており、重症患者のようには見えない。そこで軽傷患者と一緒に寝かせておくと、次に気づいたときにはすでに意識がないという状態だった。普段から交通事故の被害者等に遭遇する救急医の間では、クラッシュ症候群の危険性は知られており、早期発見の方法もわかっていた。しかし、他の多くの医師たちはクラッシュ症候群を知らず、典型的な症状であるミオグロビン尿を血尿と見誤って、腎臓の損傷と診断したりした。[1.17神戸の教訓を伝える会『阪神・淡路大震災 被災地"神戸"の記録 安全な社会づくりに向けた市民からのメッセージ』(株)ぎょうせい(1996/5),p.17]

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